
フリーランス美容師として活動するためには様々な手続きがあります。
その中でも「開業届」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
フリーランス美容師を始めるにあたって、開業届の提出は重要なステップの1つです。
”開業届は出さなくても良い”という噂もありますが、実際はどうなのでしょうか。
この記事では、フリーランス美容師が開業届を正しく提出するための手続きや重要なポイントについて解説します。
《開業届とは》

開業届とは、個人事業主やフリーランスとして独立する際に、地方自治体に提出する必要のある書類です。
開業届には、事業の名称や所在地、営業日、営業時間などの情報が含まれます。
フリーランス美容師として活動を開始する場合、開業届を提出しなくても罰則はありません。
ただし、開業届を提出することで、青色申告ができるなどいくつかのメリットを受けることができます。
また、確定申告は必須なので、忘れずに行いましょう。
《開業届を提出するメリット》

フリーランス美容師は、開業届を提出することによるメリットがいくつかあります。
<青色申告ができる>
開業届を出すことで個人事業主として認められます。
それにより、確定申告で、青色申告をすることができるようになります。
青色申告をすると、特別控除として最大で65万円を所得から差し引くことができます。
<補助金の申請ができる>
個人事業主として開業すると、新規事業の補助金などを受けることができます。
最近では、新型コロナウイルス関連の補助金などもありました。
こういった補助を受けられるので、フリーランスになったら開業届を提出することで、有事に備えることもできるでしょう。
<屋号で銀行口座開設ができる>
開業届を提出すると、屋号で事業用の銀行口座を開設できます。
事業用の銀行口座を持っていると、信用が高まるので、融資や様々な契約が通りやすくなるでしょう。
《開業届の提出手続き》

開業届の提出手続きは、地方自治体の窓口で行います。
まず最初に、居住地や事業所の管轄区域を確認しましょう。
提出に必要な書類には、開業届の記入書類や身分証明書、住民票の写し、営業の許可を得る必要がある場合があります。
提出に必要な書類や手続きについては、事前に地方自治体のホームページや窓口で確認することが重要です。
開業届には以下のような内容を記載します。
事業者の基本情報
-
氏名: 個人事業主の氏名(本名)を記入します。
-
住所: 居住地の住所を記載します。営業所や事業所の住所と異なる場合は、それも明記します。
-
生年月日: 個人事業主の生年月日を記入します。
事業内容
-
開業する事業の具体的な内容や業種を詳細に記載します。フリーランス美容師の場合は、美容師と記載します。また、ヘアカット、ヘアカラー、パーマなど、提供するメニューやサービスの範囲も明示しましょう。
開業日
-
事業の開始予定日を明記します。過去の日付ではなく、将来の日付を記入します。
事業所の所在地
-
事業を営む場所の住所を記入します。自宅を事業所とする場合や賃貸物件を利用する場合など、事業所の形態によって異なります。シェアサロンや業務委託サロンの住所を記載しましょう。
所要書類
-
開業届に添付する必要がある書類がある場合、それらの書類も一緒に提出します。具体的な要件は地域によって異なりますが、個人番号カードや住民票の写し、印鑑証明書などが必要となることがあります。フリーランス美容師の場合は、美容師免許証の写しも忘れずに添付しましょう。
《開業届の注意点》

開業届の提出に関して、いくつか注意すべき点があります。
ポイントを抑えて、開業届の提出を済ませましょう。
<届出先の確認>
開業届の提出先は、居住地や事業所の管轄区域によって異なる場合があります。正確な提出先を確認するために、地方自治体のホームページや窓口で情報を入手しましょう。
<必要な書類の準備>
開業届の提出に必要な書類は、地方自治体の指示に従って準備しましょう。
一般的には、開業届の記入書類、身分証明書、住民票の写し、営業の許可などが必要となります。
これらの書類を事前に準備しておくことは、スムーズな手続きのために重要です。
<正確な情報の記入>
開業届の記入は、正確で詳細な情報を提供することが重要です。
事業の名称や所在地、営業日、営業時間など、すべての情報を慎重に記入しましょう。
誤った情報は後日問題を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。
<営業許可の確認>
美容師としての営業には、営業の許可が必要な場合があります。
地方自治体の規定や要件を確認し、必要な許可を得るよう努めましょう。
許可が必要な場合は、開業届と同時に許可申請を行うこともあります。
<提出の期限>
開業届の提出期限は、開業から1か月以内となっております。
フリーランスになって忙しくなると忘れてしまうなんてことも起こりうるので、そういったリスクを避けるために、フリーランスになったらまず開業届の提出を行うことをおすすめします。
<提出時の持ち物>
開業届の提出時には以下の持ち物が必要です。
・記入した開業届
・マイナンバーカード
・印鑑
・青色申告承認申請書
不備により二度手間にならないよう、しっかり確認しておきましょう。
<確認書類や証明書の保管>
開業届の提出後、地方自治体から確認書や証明書が発行される場合があります。
これらの書類は、フリーランス美容師の活動や将来の手続きに必要となる場合がありますので、安全な場所に保管しておきましょう。
《フリーランスになったら開業届と合わせて確認しておきたい!》

フリーランス美容師になると開業届のように、手続きをすることがいくつかあります。
開業届と同時に確認すると効率が良いものもあるので、合わせて確認してみましょう。
<国民健康保険>
会社を退職したら、国民健康保険に加入しましょう。
けがや病気の際に保険が適用されるので、医療費が3割ほどの負担額で済みます。
居住地の役所で手続きを行いましょう。
手続きの際は以下の持ち物が必要です。
・健康保険資格喪失証明書
・本人確認書類
・銀行口座のキャッシュカード
<国民年金>
国民健康保険と合わせて、国民年金の加入手続きも行いましょう。
こちらも居住地の役所で手続きを行えます。
手続きには以下の持ち物が必要です。
・雇用保険被保険者離職票など退職日がわかる証明書
・年金手帳
・免許証などの本人確認書類
<青色申告承認申請>
開業届を提出すると、確定申告時に青色申告ができるようになります。
青色申告をするためには、青色申告承認申請書を税務署に提出する必要があります。
税務署で受け取ることもできますが、国税庁のホームページからもダウンロードできます。
《まとめ》

フリーランス美容師として独立する際には、開業届を提出することでメリットを受けることができます。
正確な情報を提供し、必要な書類を準備して地方自治体に提出しましょう。
開業届の提出後は、営業の許可の確認や発行される書類の保管など、さまざまな手続きにも留意することが重要です。
開業届の提出は絶対ではありませんが、提出し様々なメリットを受けることで、フリーランス美容師としてのスムーズな活動ができるでしょう。
開業届は、地域の所轄役所や市町村役場の窓口で提出するか、オンラインで申請することができる場合もあります。
手続きの流れや必要な書類については、所轄の役所のウェブサイトや窓口で確認してください。
また、美容師として開業する際には、美容師免許や営業許可など、さまざまな法的な要件や規制が存在する場合がありますので、こちらも窓口で確認するか、専門家からのアドバイスを受けるのも良いでしょう。







